防犯・防災時の対策

火災

共同住宅の火災は、出火元のお部屋だけでなく近隣にも大きな損害を与えます。もちろん人の命を奪う可能性も十分にありますので、火災を起こさないよう十分に注意して下さい。火災原因の多くは、タバコの火の不始末、コンロやストーブなどからの出火です。これらを特に注意し火災を出さないよう備えて下さい。

タバコの消し忘れや寝タバコに注意

・ 寝タバコは絶対にしないで下さい。
・ お休み前は灰皿の吸殻が完全に消火されているか確認して下さい。
・ 吸殻を処分する際は火が完全に消化されている確認の上処分して下さい。

調理時はキッチンから離れないように注意

  • ・ コンロの消し忘れをしないよう十分注意して下さい。
  • ・ キッチンで火気を使用している際火元から離れないで下さい。火元から離れる時は火を消してから
    離れて下さい。
  • ・ コンロの消し忘れをしないよう十分注意して下さい。

天ぷら油からに火が出た時

水をかけることは現厳禁です。高温の油に水をかけると、炎が一層拡大し、周囲に油が飛び散り大変危険です。

■対処法
  • ・ 濡らしたシーツ(固く絞った状態のもの)などを手前からかぶせる。
  • ・ 消火器を使用する時は、放射薬剤の勢いで油が飛び、火傷をしないように2~3m程度離れてかけて下さい。
  • ・ 火を消したら直ちにガス栓を閉めて下さい。

タコ足配線による出火に注意

通常1つのコンセントの規定容量は15アンペアです。タコ足配線は規定容量を超え、発熱から発火する危険があります。

暖房器具の近くに燃えやすい物を置かない

暖房器具の近くに衣類やカーテンあるいは可燃性が高いもがないか常に確認するようにして下さい。

暖房器具の消し忘れに注意

暖房器具は取り扱い説明書をご覧の上正しくお使い下さい。また暖房器具の消し忘れには十分ご注意下さい。

万が一の為に消火器の使い方を覚えましょう

1) 黄色い安全ピンを引き抜く
2) ホースをはずして火元に向ける
3) レバーを強く握って火元に放射する

火災発生時は、ご入居者様の安全を確保しご家族や近隣の方へ火事を知らせ、速やかに消防「119番」へ連絡して下さい。また、管理会社にもご連絡をお願いします。

石油ストーブの使用はご遠慮下さい

通路・階段・バルコニーへ石油類等の危険物を置くことは厳禁です。給油設備のある物件を除き、石油ストーブの使用はご遠慮下さい。

万が一に備え居室用消火器をご準備下さい

消火器は、誰の目にも止まりやすい場所に設置し、使い方は事前にご家族で確認するようにして下さい。

共用スペースの注意事項

通路・階段・バルコニーは、火災時の緊急避難経路となる為、新聞紙・ゴミ・自転車・タイヤ・などは絶対に置かないで下さい。避難の妨げになるだけでなく、放火の原因になる場合があります。万が一置かれている場合は撤去させて頂く場合もございます。

共用スペース(通路・階段・敷地内)は火気厳禁です。喫煙もご遠慮下さい。

バルコニーの隔壁板・避難ハッチ付近には物を置かないで下さい。また。隔壁板・避難ハッチなどの避難用器具は物件や地域ごとに避難方式が異なりますので事前にご確認下さい。

火災保険(家財)へのご加入について

ご入居される皆様に火災保険(家財)へのご加入をお願いしております。 賃貸借契約により、ご入居者様が万が一室内で火災等を発生させてしまった場合は入居者様負担で修繕して頂く義務が発生します。これら費用負担の備えとして、賠償責任付きの火災保険(家財)へのご加入をお願い致します。賠償責任付きの火災保険は、万が一の事故が発生した際に、幅広くお役に立ちます。

家財道具の損害(家財の保険)

家財道具が盗まれてしまった!
火災により家財道具が焼失!(※1)
家財道具を落として壊してしまった!
雷で家財道具が壊れてしまった!

(※1)他の部屋からの類焼による損害は、失火責任法により賠償を受けられない場合があります。

家主さんに対する賠償(借家人賠償責任保険)

誤って壁に穴を開けてしまった!
物を落として洗面台を割ってしまった!
窓ガラスが割られてしまい交換することに!
誤って水漏れを起こしてしまった!

※ 上記でも場合により一部自己負担が発生する場合があります。

日常生活の賠償(個人賠償責任保険)

水漏れで階下にお住まいの方の家財道具を濡らしてしまい弁償することに!
自転車で通行中、出合い頭に衝突してケガをさせてしまい賠償することに!
ご入居期間中、安心して快適な生活を送られるための支えともなりますので、日常生活で起こり得る事故を補償する保険に必ずご加入頂きますようお願い致します。

※ 保険の補償の詳細につきましては管理会社担当にお尋ね下さい。